膠原病日記その13【入院編】

ハマオです!
今思えば、入院は監獄暮らしと似てる?
シャバからの隔離、労役こそ無いが厳しい検査。
規則正しい生活の強要・・・。
4年前の初めての入院生活は、懲役4ヶ月である。

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〔2002年6月某日〕


1週間ほどの寝たきりで、ふくらはぎの筋肉はタラタラである。
簡単に人のカラダは衰えるものだと驚いた。


4ヶ月の入院のはじめは個室に閉じ込められる。
膠原病だと診断されてはいるが、感染症(伝染病)の
可能性もあるということで、軟禁状態である。


トイレもポータブルで、1日中カゴの中である。
まだ、そんなに動けないし、点滴もあるので、
狭い空間だが、動くのに不自由である。


TVはカード式。1分1円。安いようで、1000円のカードはすぐなくなる。
退屈を紛らわすのにも、金がいるのである。


風呂にも入れず、約2週間ぶりに頭を洗ってもらう。


20年近く働いてきたが、この先長い入院生活。
開き直って、今までの疲れをとる意味でものんびり過ごそうと決めた。  


                            つづく