看板屋ハマオです。
1800年も昔の中国の武将の驚くべき前向きな姿勢。
曹操(そうそう)んとこの夏侯惇(かこうとん)。
彼は戦場で片目を矢で射抜かれ失明してしまう。
その後の彼のセリフのひとつ。
「片目を失って、実はこれまで見えなかったものが
見えるようになるのではないかと思っておりました・・」
北方謙三の脚色かもしれないが、なんという建設的な思想!
満たされた現代、多くの人が足らない事、物を嘆くのに
片目を失ったことさえプラスに考えられるとは。
目で得た知識・情報だけが見えるものでは無い。
特に現代は情報にあふれ、本当に大事なものが
見えていないような気がする。