☆池波正太郎にはまる☆
ハマオです。
最近「池波正太郎」の本にはまっている。
社長や、営業の先輩の「鬼平犯科帳は面白いぞ」、
という話は聞いていたが最近ようやく読んでみた。
これは本当に面白い。
善悪を超えた義理人情、本来の日本人の心がこの物語に
あるような気がする。
今も昔も変わらない世の中の問題。
現代にもあてはまる教訓に目からウロコが落ちるようだ。
舞台は江戸時代。
池波正太郎の食文化の表現も面白い。
当時の人々はけっこうウマイ物を食っているんだなあ。
同著の「その男」は、幕末、徳川家の隠密に育てられた
男の話である。
彼の視線からみた幕末から明治。
まだ最後まで読んでいないが、
日本史で学ぶ内容ではわからない実感がこの本から伝わる。
残念ながら、私が「池波正太郎」の世界を知った今、
すでに彼は亡くなっていた。
「鬼平犯科帳」など未完の作品があるのは惜しいことだが、
「古きを知って、新しきを知る」という意味を教えもらえた気がする。
池波正太郎さん、ありがとう。