膠原病日記その8【発病編】

U先生「おかしいなあ、おかしいなあ、採血の数字は異常ないんだよねえ」

この時、膠原病の疑いもあると先生は言っていたが、血液検査は異常ナシなのである。

U先生「くやしいなあ、くやしいなあ、ちょっと待っててね、

    大学病院に紹介状を書くから。悔しいなあ」

森永卓郎に似たU先生は、自分が解決できたかったことが、かなり悔しいようである。

そんなに悔しがられても、私の病状が変わるわけでもなく、

先生に同情してる場合ではない私は、大学病院への招待状を手に入れ、

次のステージへ行くのである。


大学病院では、さすがに検査機器が充実しているらしく、

教授もどことなしに自身満々である。やはり町立とは格が違うのか?

そして教授は言った。

「それじゃあ、2週間ほど検査入院してもらいましょうか」

私は驚いた。

「とんでもない!入院してるヒマはないですよ。通院で何とかならんですか?」

教授「う〜ん、それなら数回に分けて検査しましょうか」

・・・ということで、検査入院は回避した・・・・が・・・・    つづく