お・お・さ・か・その2

だいぶ前に、学生時代の大阪でのできごとを書いたが、その続編である。


3畳一間。4畳半より狭い。大阪1年目。

下宿だか、寮だったか、私の部屋である。

贅沢せんでいいからと、自ら選んだ部屋で、たしか、25年前で

家賃7500円だったと思う。


いざ、部屋に入ると3畳一間というのはスゴイ。

床よりも壁の方が面積が広いのである。部屋の横幅より、

天井までの高さのほうが長い。部屋の既成概念をくつがえす空間である。

万年コタツを置いて、布団をしけばタタミはほとんど見えない。

もっとも、寝に帰るだけの部屋だから十分か。


親戚の紹介で始めたうどん屋のバイト。

「お客さんには、オオキニいうんやでえ」と大将。

「ありがとう・・じゃ、ダメですか?」と私。

「アカンアカン!ほんなん気持ちが伝わらんわ!」

まず、発音というか、イントネーションが難しい。

(おおきに、ぉぉきに・・)

声に出して、読みたい大阪弁

イメージ・トレーニングである。(つづく)     byハマオ


・・・この後、大阪では、単車を二度盗まれたり、サギにあったりするのである・・・。