☆文字のカタチ--書体☆
【看板屋の目線】
《第2話》文字の種類--書体
ハマオです。
看板業界に入るまでは、書体など気にも止めなかった。
フォントとも言うが、基本的なお勉強をしましょう。
〔明朝体〕
この書体は教科書や小説、新聞などで、よく使われる。
小さくてもインクがつぶれにくく、読むのに疲れない文字である。
〔丸ゴシック〕
省略して‘丸ゴ’と業界では言う。
柔らかい感じが伝わるので、案内標識や、「お願いネ」「ありがとう」
などの目的の看板に適していると思う。
〔角ゴシック〕
省略して‘角ゴ’。
シャープな感じで、ちょっとカッコイイ。
「危険!」とか「あぶない!」など警告的な目的に適していると思う。
道路での案内標識など、指定の書体を使うことが決められている
場合も多いが、その他は、お客さんと看板屋の間で好みや目的で決める。
その他にもいろんな書体があるが、とりあえずビール・・
いや、初級編。
このようなフォントは今はパソコンでササッとできるが、
昔は雲形定規などで手書きのレタリング。
そんな経験も貴重な財産である。