☆燃ゆるとき 高杉良著☆

ハマオです!

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「僕の自慢は社員です」

東洋水産の創業者・森和夫は胸をはった。

築地魚市場の片隅に興した会社が、今や‘赤いきつね’の

CMで有名な一部上場の大企業に育った。

燃えるようなチャレンジ精神で、商社の横暴、特許抗争を

勝ち抜いた。

財テクに走らず実業のロマンを追求した経営者のすべてを描く

実名経済小説

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上の文は、この文庫本の作品紹介の引用である。

ちょっと前に読んだ本で、細かいあらすじは憶えてないので、

利用させてもらった。

(ホントは昨日のことも忘れる私である)


細かいことは、どうでもいいのである。


この本では、社員も社長も関係なく、会社一丸となり、共通の夢と

目標を持ち、私利私欲をかえりみず頑張る姿が描かれている。


純粋に、仕事のやりがい、生きがいが伝わってくる。


時代の問題だろうか?

現代は、個人主義。効率よく、要領よく・・・

どこか、打算的で冷めた世の中のように見える。


私自身も、効率よく、要領よく・・・どこか、打算的で冷めたところもある。

なかなかうまくいかないが・・・。

でも、

「燃ゆるとき」 何かやらねば! という気持ちにさせられる本である。