膠原病日記その9【発病編】

〔2002年5月27日〕

検査入院は回避したものの、自覚症状はだんだん悪くなってきた。
慢性の高熱でぼんやり状態である。
会社へも行けず、口にしたのは牛乳一杯のみ。


嫁さん「病院、行く?」
私「・・・うん」
嫁さんの弟に大学病院まで送ってもらう。


もう夜だったので、救急の受付をしてもらう。
なんか寒い夜だった。
簡易ベッドに寝かされ、血を採ったり、点滴をつけられたり、
酸素マスクをつけられたり、レントゲンなど、
ボーっとしてて、よくわからんがいろんな検査をされた。


何人も医者が世話してくれたが、夜間救急なので、研修医だったと思う。
あまり寒かったので「ホットコーヒーが飲みたい」というと
ひとりの女医さんが買ってきてくれた。たぶん、自腹だと思う。
ありがたかった。


そして、私の入院を決定付ける胸部のレントゲン写真を見せられた。
その写真の肺は半分、白い影になっていた。胸膜炎の疑い。
さすがに、事の重大さを思い知らされた。
女医「入院になりますよ」
私「・・・はい」


・・・・ということで、次回より【入院編】突入。     つづく