激安の床屋へ行く

 一度、行こう行こうと思ってて、なかなか行けなかった近所の散髪屋。
「大人:1500円!」(この前は、病院の中の理髪店でカットしてもらった。)
いまさら、髪型や見てくれを気にする色気もなく、ただ、近所で安い!
 案外、広い店内でほとんどいい年のオッサン理容師が7〜8人ほどいる。
スグ席に案内され、蒸しタオル顔そり係りのオジサンが顔を剃る。続いて
カット担当のオジサン。注文をチョット聞いたあとは世間話を少々。
私「安いのは嬉しいけど若い人はあまり来ないでしょう?」
オジサン「そんなことないですよ。コチラも若い人の注文に答えますから。
片方の前髪の上の部分だけ刈り上げてくれとか、ツンツンにしてくれとか、
理容師の勉強した基本なんてまるで無視ですよ。」と笑いながら話す。
私(・・・若いヤツラも金がねえもんなあ・・)
 短い世間話の間に何時の間にかカット終了。
私「エッ!もう切ったの?」
早い。その後、シャンプー係りのオジサン、最後に演歌歌手のようにピチッと
きめられて正味15分。家を出て30分もたたずに「ただいま」だった。
 では、吉田拓郎‘知識’
♪どこへ行こうと 勝手だし 何をしようと 勝手なんだ
 髪の毛を切るのも いいだろう 気づかれするのは 自分なんだ
 人を語れば 世を語る 語りつくして みるがいいさ
 理屈ばかりを ブラ下げて 首が 飛んでも 血も出まい♪