看板屋のすべて

〜第8話『看板屋の切り札紹介』〜  最終話


いよいよあの人物を紹介する時が来た・・・。


そう看板屋の切り札、伝説の男 IW氏である・・・。

気品漂う流暢な言葉使い・・・。

何でも器用にこなしてしまう見事な腕前・・・。

そして何よりも看板屋の全セクションをこなす事が出来る唯一の人物・・・。
(コンピュータセクション以外)

それがIW氏、その人だ。

コードネームは『製造部長』。


今回は特別に、討論形式で紹介致します。

タケオ「では最初の質問です。看板屋ではどんな看板を作っているのですか?」

IW氏「いろんな看板だぎゃ。」

タケオ「いろんな看板とは・・・?」

IW氏「道路に付ける看板。」

タケオ「あ・・・、そうですね・・・。(ちゃんと答えて下さいよ!)」

IW氏「道路標識メインに、社名看板。インクジェット出力の大型サインや色々な電車のホームサイン。
    最近よく出るのが、”産業廃棄物看板か・・・。あと、はしご車標識も出来るぎゃ!
    あと・・・、何があるでゃ?」

タケオ「私に聞かないで下さいよ!」

IW氏「あー、カーブミラーや道路夜間反射材も扱っとるがやー。」

タケオ「そうですか。ありがとうございます。
     看板屋のここでしか出来ない、アピールとかありますか?」

IW氏「無いな〜・・・。」

タケオ「それじゃー話し終わっちゃうじゃないですか!!何か答えて下さいよ!!」

IW氏「唯一、企画・製造・販売・工事・・・、全てが出来る事かな?」

タケオ「すごいじゃないですか!!(最初からそう言って下さい!)」

IW氏「そう言えば、新製品が出るとか出ないとか・・・。」

タケオ「どんな新製品ですか?」

IW氏「これ・・・、紹介してもいいんきゃ?
    俺の聞いた話しだと、いろんな事に使える”棒”らしいぞ!
    何でも、食べ物屋のお勧め品とかを付けて紹介出来たり、博物館とかの展示品の紹介を付けたり、
    その”棒”にロープ付けて立ち入り禁止を作る事も出来るらしいぎゃ。」

タケオ「すごい発明じゃないですか!?」

IW氏「まーな。俺が考えたんだから、当たり前だろ。」

タケオ「・・・・・・嘘つきは閻魔様に舌抜かれるよ・・・。」

IW氏「閻魔様なんかいるわけないがやー!」

タケオ「まーいいや・・・。では最後に今後どのような展開にしていきたいですか?」

IW氏「世界制覇!」

タケオ「あ、そう・・・。(おかしな人だ・・・。)」

IW氏「強いて言えば、最近子供の誘拐とかよく起きてるから、
    ”この付近、人通りが少ないから、子供は通らせないように”みたいな『危険地帯ゾーン地図』とか、
    お前みたいな『痴漢男に注意!!』みたいな看板も仕事で来るといいな。」

タケオ「私は痴漢などせんわい!!!”神の心”を持つ男だぞ!!無礼者め!!」

IW氏「とにかく、いろいろな事に対応出来る看板屋を目指したいな。」

タケオ「たまには良い事言いますね・・・。
     今日は本当にありがとうございました。」

IW氏「これのギャラはいくらだ?」

タケオ「出ません!!!」



と言うわけで、IW氏の紹介、及び、看板屋の紹介を終らせて頂きます。

ご愛読された方々、本当にありがとうございました。


・・・次回からは何をブログに載せよう・・・?

何か『こんな事書いてよ!』とかあったら、コメントお願いします!


タケオ(仮名)でした。